こんにちは。日本は暑い夏2025になっているようですが、いかがお過ごしでしょうか。
タンザニアはオレンジやマンダリンドなど、かんきつ類の美味しいの季節。
私は柑橘系大好きなので、ほぼデイリーでビタミンC補給にいそしんでおります。(って食べてるだけ)

さて、バラカの自社展と称する、4月-5月のティンガティンガ原画展@横浜・名古屋でのライブペイントの後も、日本に残ってバラカジャパンと各地のティンガティンガ展でライブペイントを披露していたヤフィドゥが、3か月の日本滞在を終えてタンザニアに帰ってきました。
元気に、充実した顔で帰ってきたのでホッとしました。
ヤフィドゥより、「日本の皆さん、各地で、あたたかい応援ありがとうございました。」 とのことでしたのでお伝えします。

バラカでは、2008年より毎年展示会の収益から、絵筆や画材などの寄贈を続けています。
今年も、ヤフィドゥが持ち帰った絵筆を手渡してきました。バラカのティンガティンガ展にご来場、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。


日本の木版画
また、今年は、青森の大沢さんからいただいた、木版画の作品も、アーティストたちに渡しました。


力強い、青森の馬ぞりを題材とした、素晴らしい木版画。来年の干支でもある馬作品で縁起も最高だよと伝えたら、とても喜んでいました🏇

カラフルなティンガティンガと対照的な黒一色の木版画に、関心をもってながめていました。
大沢さん、すばらしい作品をありがとうございました!

青森の方々とのご縁と再会
青森の大沢さんは、八甲田山の山岳隊ヒマ山会のおひとり。5月には、久しぶりに皆さまとお会いする機会がもてたことに感謝です。
いただいた木版画は、版画家である大沢さんのお兄様の作品です。


拝見すればするほど、冬の八甲田山は、美しいけれど過酷な世界です。
★島岡会長は八甲田山で救われたことから、今の革命家人生があります。それについては、「我が志アフリカにあり」シリーズ または、「アフリカから、あなたに伝えたいこと」の「八甲田山」の章をお読みください。


刺し子と継ぎ紙
また、別の日には、これまた毎年恒例で、日本側でおこなっている学校訪問で、椙小こと、椙山女学園大学付属小学校の皆さんから託された、手つくりの刺し子や、スギニコグッズと、田所憲子さんから、交流に使ってくださいと託された日本の継ぎ紙で作られたポストカードなどを手渡しました。
椙小さんでのティンガティンガ国際交流会も13年、多くのアーティストが子どもたちと交流してよき思い出をもってタンザニアに帰ってきています。



古来からの継ぎ紙文化

アーティストたちは、日本の古来からの継ぎ紙にも、布で作る刺し子にも、アート性を感じたようで、それぞれがじ~っと、見入っていました。
特に最高齢アーティストのムゼーサイディが、継ぎ紙の世界の目録を楽しそうにめくっていたのが印象的でした。そして、
「何歳になっても、新しいアートに触れるのはわくわくするよ 日本のアーティスト、ミセス・タドコロによろしく伝えて」
と、伝言を託されました。


アーティストはアーティスト同士で、互いの作品からなにか感じるものがあるのでしょうね。
ということで、今年は、思いがけず、日タンアート交流ができましたのでおつたえします。
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みなさま、夏後半も、水分&栄養補給をしっかりして、夏バテしないでのりきってくださいね。
ビタミンたっぷりのフルーツもお忘れなく🍌🍊🍉



明日は何を食べようかな。
では、次のタンザニア便りまで、ごきげんよう。
島岡由美子