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新しい時代の始まり~ザンジバル武道館、大改修後の再開館式&記念試合

2025年9月6日、待ちに待った、ザンジバル武道館、大改修後の再開館式&記念試合がおこなわれました。

セレモニーでは、在タンザニアン日本大使館より、三上大使代理として、上野参事官より心温まる祝辞をいただきました。

記念試合は、ヤングスターたちによる勝ち抜き戦(トーナメント)40㎏以下、50㎏以下、50kg超級 と3カテゴリーで競い合い、大人の部は、紅白に分かれて、団体戦をおこないました。

団体戦、拮抗している同士の対戦だったので、熱戦となり、もりあがりました!

<表彰式>

40㎏以下の部での入賞者たち
各階級のメダリストたち
同期の若手三羽烏  これからも、切磋琢磨してがんばってほしいです
こちらも、子どものころから切磋琢磨してナショナルチームに選ばれた三人組 
子供の頃とおんなじ笑顔に見えますが、いつのまにかたくましい柔道家に。  

団体戦で勝った五人組
これからも、JUDOがんばっていこう!

<入門者が続々>

その後、入門者が続々とはいってきて、毎日、子どもたちの元気な声が、ザンジバル武道館に響き渡っています。

小さな入門者たち、まずは、正座、礼、そして受け身から

ここから何人が残って、どの子たちが将来柔道家として続けていけるか楽しみです。

今までも数えきれないぐらいの子どもや大人たちが入門していますが、練習がきついので、残るのはすくないです。 でもたとえ途中でやめてしまっても、礼の心と受け身だけでも覚えることができれば、きっと人生の役に立つことでしょう。  

ということで、やっと新しいザンジバル柔道の歩みが始まりました。

ザンジバル武道館という拠点が柔道連盟の元に戻ったので、普段の練習だけではなく、大会開催、審判講習、昇級昇段審査なども含めて、柔道連盟として様々な活動が復活できるので本当に良かったです!

新しい武道館で、初の昇級昇段審査 10人エントリーして、2人が茶帯に、1人が初段に合格!

新しい武道館での初審判講習会 青空道場(1992年~)の弟子アブダラやキデーゲ、今も審判としてがんばっています。

日本発祥の柔道が、礼節の心とともに、この地に根付き、ザンジバル、タンザニア、アフリカ柔道の発展につながりますようにと祈りながら、見守っています。

これからは、また柔道話題もお伝えしていきますので、ご声援よろしくお願いします★

                                           島岡由美子

★最後にザンジバル武道館 ビフォー アフターを、写真で残しておきます。

青い屋根だったザンジバル武道館 2022年4月~2023年4月まで
2023年2月 この三か月後に取り壊されるとは夢にも思っていなかった頃
2023年5月、突然の取り壊し
2023年建設中の新ザンジバル武道館
外壁ができ、内装にとりかかった時期
手前がザンジバル武道館、前方は、サッカー場、右隣はバスケットなど室内競技場
2024年12月、武道館内部も完成し、三澤大使が視察にきてくださいました。
スポーツコミッショナーが、すぐにでも使えるようになりますと言っていたのに、結局2025年5月まで使用許可おりず 我慢の日々
なにはともあれ、2025年9月6日 正式に開館式&記念試合を終えて帰る柔道ボーイズ

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