こんにちは。今年の秋も、長井マラソンに出場するタンザニア選手団に同行して、日本に行ってきました。

長井市とタンザニアの交流は、長井市が東京オリンピック2020のためのタンザニアのホストタウンになって以来なので、長いお付き合いになっています。

私たち島岡も、選手6名とサムソン・ラマダンコーチと、ゲストのイカンガーさんと一緒に、長井市タンザニア交流アドバイザーとして来訪。長井市が、東京オリンピック2020のホストタウンとなったときに、タンザニアオリンピック委員会との調整を依頼されたのがご縁の始まりですから、ずいぶん長いおつきあいになっており、長井マラソンのチーム同行も、4回目になりました。
<長井マラソン2025当日>
2025年10月19日(日)、前の晩が雨だったので天気が心配でしたが、当日は朝から曇り空で、暑くもなく寒すぎもせず、マラソン日和となりました。
今年の長井マラソンは、箱根駅伝のシード校である大学の方々も含めて、参加者が1000人を超えていたそうです。






優勝は、日本国際大学に所属しているケニアの選手でした。
東アフリカ勢は強いですね!




すばらしい記録写真をありがとうございました!


長井市はけん玉生産で有名です。

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<世界陸上優勝、シンブ選手を称えた大パネルが登場>

今年の9月の世界陸上@東京で、タンザニアのシンブ選手が男子マラソンで、最後のトラックに入ってからの大逆転劇で優勝したことが記憶に新しいので、シンブ選手に続けと、タンザニア陸上界の機運が上がっています。チームメンバーも、シンブ選手が世界陸上に行く直前まで一緒にトレーニングしていた選手たちなので、その喜びはさらに大きく、シンブ選手の活躍=いつか自分もという気持ちが高まっているようでした。
長井マラソンの会場にも、シンブ選手、世界陸上優勝おめでとうございますの言葉とともに、シンブ選手が走っている姿の
大型パネルがありました。(今までは、左側の、往年のマラソンスター、イカンガーさんの等身大パネルだけでした)

シンブ選手も、イカンガーさんのように、日本の人々の心に長く残るマラソン選手になっていくことでしょうね。

~スポーツ&文化交流~
滞在中、今年も、地元の陸上クラブ(子ども、実業団)や、小学校、中学校でスポーツ&文化交流をして友好を深めました。







子どもが大好きなタンザニア選手団、交流後、インタビューを受けていた選手は、
「小さい子も走りの基礎がしっかりできていますね。子どもたちがこれからの陸上界をけん引することになるので、陸上を続けて、世界で活躍してほしいです。」と言っていました。



今年も長井マラソンと地元の人たちとの交流会を通して、長井市@山形@日本のよき思い出がたくさんできました。
長井市の皆様、長井マラソンのご成功、おめでとうございます。そして、様々な交流の機会を作ってくださり、ありがとうございました。

タンザニアチームのだれもが、長井マラソンに毎年招待していただいていることに感謝しています。
そして、長井マラソン出場をばねに、世界の舞台で活躍できる選手になるべく、さらに練習をしていくことでしょう。
いつの日か、どこかの国際マラソン大会でこの選手たちの顔を見つけたら、ぜひ応援してください。
島岡由美子
美味しい秋、見~つけた♪
今年も、長井市滞在中は、名物芋煮をはじめ、そば、あけがらし、麩、かぼちゃ、シャインマスカット、えど豆まんじゅう、マイタケ・・・、スポーツの秋はもちろん、秋の味覚も堪能しました♡ 今年のチームの一番のお気に入りは、かぼちゃの煮もので、おかわりする人が続出。タンザニアのかぼちゃより、甘くておいしかったそうです。

タンザニア現地のおまけ画像
シンブ選手、世界陸上@東京で金メダルをとって、タンザニア帰国後の街宣パレード(ダルエスサラーム)
タンザニア初の世界陸上での金メダルなので、陸上界は大フィーバー! イカンガーさんや、サムソンラマダンコーチをはじめ、今回の長井マラソンで来日した選手たちも、このパレードに参加していたそうです。
それから、シンブ選手は、サミア大統領から、世界陸上での優勝のお祝いに、ドドマ市内にある家をプレゼントされたそうですよ!

