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アフリカの真の自立のために~札幌市立中央中学校にて~絵の寄贈と講演会

ジャンボ!お元気ですか?
寒い夜が明けて、今朝(11/6)の札幌は、曇り空の向こうにうっすらと日がさしています。
お日様が照らないと、気温低く、夜などは底冷えし始めていますが、北海道の方々に言わせれば、今年は例年よりずいぶんあたたかいとのこと、本格的な寒さはどんなものなのかと、ちょっぴり戦々恐々としている今日この頃です。
私たちは、11月7日(月)は、札幌市立中央中学校に、ティンガティンガアートの寄贈式と講演会に行ってきました。
ティンガティンガアート寄贈式
全校生徒約470名の見つめる中、校長先生と一緒に入場。
まず、私由美子が、タンザニアのこと、ティンガティンガアートことなど簡単に紹介した後で、ティンガティンガ・アーティストのムブカが、スワヒリ語であいさつをしました。

「ティンガティンガアートを通して日本の皆さんに、タンザニアのいろいろなことを想像して知ってもらいたい」という思いをつたえるとともに、
「今まで、アフリカ・タンザニアは、たくさん日本から助けてもらってきました。そんな日本で、今年大きな地震や津波があって、国が大変なことになっていることを知り、今度は、アフリカから、タンザニア人として、ティンガティンガアーティストとして、何が日本のためにできるかを考えました。やはり、自分たちには、精いっぱい絵を描いて、日本の方々に見ていただいて、明るい気持ちになっていただきたい。自分たちの絵を見て、元気を出してもらいたいという気持ちで、日本に来ました」
と話しました。

生徒会長さんに絵を渡し、ムブカから絵のイメージを皆さんに伝えて、寄贈式は終了。

講演会「アフリカの真の自立のために」
そして、本日のメインである島岡強会長の講演に。
テーマは、そのものずばり「アフリカの真の自立のために~」

すでに幼稚園時代から、貧しい人たちのために生きるという志を立て、中学時代にその対象地をアフリカに定めて生きてきたこと。
アフリカにわたって、雇用を増やすために漁業、運送業、タンザニアに外貨を入れるために貿易事業を展開している中の1つとして、文化交流と地元のアーティストの生活を支えるという両面からティンガティンガアートをプロモートしていること、そして日本文化であり、身体、精神面の両面からの教育という面で柔道も教えていることなど、自分の体験と生き方を話すことで、志を立て、それに沿って生きるということを伝えました。

ここ中央中学校では、様々な講師を招いて、全校生徒全員でお話を聞いて、自分たちでそれぞれの生き方について考える全校道徳という取り組みをされていて、今までにも過去4回、幅広い分野の講師を招いてきたそうです。
そういった積み重ねがあるせいか、人の話を真剣に聞いて、吸収しようという姿勢が、はっきり伝わってきました。
話し終えた後、質問はないかい?とたずねたところ、活発に質問が出されましたが、今までで、一番活発に質問が出たそうです。

中三男子「アフリカに行く前に、どんな勉強をしましたか?」
島岡「どんな勉強もとくにはしていません。
前もって勉強しておかなくてはできないことばかりではありません。
実際にその国に行って、現地の人々と接する中で学び、覚えていくことも多いです。
そして、実際にそこに行ったからこそわかること、できることもあるのです」
中三男子「島岡さんの革命が成功したら、将来教科書に島岡さんの名前が載りますか?」
島岡「自分の名前が載ろうと載るまいと、有名になるためにやっているのではないので、そんなことは関係ないことです」
中三男子「島岡さんのアフリカ独立革命は、いつ成功しますか?」
島岡「アフリカ独立革命というのは、タンザニアという一国が対象ではなく、アフリカ全土の幸せを目指しているので、いわば終わりのない取り組みです。だから、おそらく、死ぬまで、成功という形での達成はしないでしょう。だから、死ぬまで、その志に向かっていくだけです」
単純明快な島岡会長の答えに、生徒さんたちは、どよめいたり、うなずいたり。
時には、男性生徒から「かっこいい!」なんていう声も。
人間、つきつめれば、答えはすべて単純明快になるのかもしれません。
そのあとで、生徒会長からのお礼の言葉に続き、素敵な合唱曲「明日の空へ」を聴かせてくれました。
心を込めて指揮をしてくれた男子生徒さん。将来の千秋先輩(実は私、のだめ映画の千秋先輩のファンなので)でしょうか?

全校生徒の皆さんが、一生懸命指揮者を見て、美しくハモりながら歌ってくれました。

壇上で聴く470人の大コーラス。女子の美しい声と、声変わりをする前の男子の澄んだ歌声と、声変わりをした男子の力強い声が素敵なハーモニーを醸し出し、私たち3人の心に素敵に響いてきました。皆さん、アサンテサーナ!(ありがとうございました)
生徒さんたちが作った影絵の前で。

佐藤校長先生(左端)、中央中学校とのご縁を作ってくださったPTA竹原和恵さん(右端)
すべてのプログラムが終了して、校門を出る際、男子生徒たちが島岡会長を囲んで、
「今日の話を聞いて、勇気をもらいました!」
「自分の生きる方向を、真剣に考えます」
と口々に言っていたのを見て、若い、希望に満ちたエネルギーいっぱいの会話に、頼もしく思いながら、帰路につきました。

校門の前で、3年生の今井駿君と
それぞれ受け止め方は違うでしょうが、アフリカ、タンザニア、ティンガティンガアート、志、国際交流、真の独立、雇用を生み出す真の支援といったキーワードをキャッチしていただけたらいいなと思っています。
札幌市立中央中学校の皆さん、校長先生はじめ、諸先生方、どうもありがとうございました。
            札幌にて  by島岡由美子
ティンガティンガ原画展、初の札幌展も迫ってきました。今日から、ギャラリーエッセで飾りつけをします。11月11日からの開催を、どうぞお楽しみに!

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