9月17日は、中秋の名月2024でしたね。→日本で中秋の名月と言えば月見団子、中国は中秋節→月餅ですね。
私はその前日の9月16日まで、ダルエスサラームに行っていました。
ちなみに、9月16日(月)はイスラム教の使徒モハメッドの生誕祭でタンザニアは祝日だったので、いつも大渋滞のダルエス市内も車がいなくてスイスイ移動できました。
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空港に行く前に寄った、ダルエスの中華系スーパーで、月餅を発見して、即購入!
ザンジバルに持ち帰ったところまでが16日。
翌日9月17日、中秋の名月2024当日には、月が上がるのを待って、久々に日本のお抹茶を点て、→中国製の月餅をいただきながら、→ザンジバル@タンザニアで煌々と照る月を愛でるという、和洋折衷ならぬ 日中坦折衷の 贅沢なひと時を過ごしておりました。
<月ウサギは、万国共通ではない>
月見と言えば、日本、中国、韓国では、月にウサギが住んでいると言われていますが、お国がかわると、見えるモノもかわってくるようで、ウサギではなく、カニ、女性、男性、犬、ライオン、ワニ・・・などいろいろな見え方をするようですよ。
ボルネオのイケメンウサギ🐰
これは、ラフレシアを見に行ったボルネオ@マレーシアで会った男の子が かわいがっていたウサギ。
黒ウサギも、白いウサギも、アーモンド形の真黒な目をして、
きりっとしてイケメンでした!
(注*オスかメスかは知らんけど)
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我が家の白ウサギ、ミミを想う
私が子どもの頃に、家で飼っていたウサギの目は、
赤くて丸くて、こんなにきりっとしてなかったなって、
急にミミ(我が家の兎の名前)のことを思い出しました。
ミミは、縁日で妹が一目ぼれして連れ帰った、小さな小さな、真っ白いウサギ。
屋台のお兄さんに、
「テーブルウサギで、大きくならないよ」
と言われたから、時折やってくる近所の猫たちからこの小さなウサギを守らねばと思っていたけれど、
いつのまにか猫より大きくなって、
テラスに侵入してきた近所の猫と並んで日向ぼっこしていたっけ。
アサガオを食ったウサギ
妹が夏休みの宿題で、アサガオの観察絵日記をつけていて、
もうすぐ花が咲くというところで、ミミがテラスの隙間から顔を突っ込み、アサガオを食べちゃって、
朝見たら、茎が3㎝ぐらいだけしか残ってなかったということもありました。(ウサギ、あるあるです!)
もちろん、妹は、『アサガオがない~』と、大泣きして、絵日記が続けられなかったという思い出も。
我が家のおとぼけ白ウサギのミミ、
笑えるエピソードいっぱいで、かわいいやつでした🐇
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<タンザニアでは、ウサギはずるがしこいキャラクター>
日本の昔話に出てくるウサギはとんちものが多いですが、タンザニアでも同じく、
頭がいいというだけではなく、ややずるがしこいというキャラクターで登場することが多いです。
そういえば、初めて札幌でティンガティンガ展を開催した際に、
「ウサギが大好きなので、ウサギが入っているティンガティンガを探しています」
とおっしゃった方がおられたことを思い出しました🐰
ティンガティンガに登場するタンザニアのウサギたちを見ていきましょう。
日本のようにウサギ=かわいい!という印象ではなく、どれも、ビミョーなかわいさで、くわせ者って感じがしませんか?
日本とタンザニア以外の国の昔話の中で、ウサギはどんなキャラクターとして登場するのでしょう?
お話に出てくるウサギだけ比較していくというのも面白そう、どんどん興味がわいてきます!
月の話題から、ウサギ考になってしまいましたが、みなさんの中秋の名月2024はいかがだったでしょうか?
ちなみに、中秋の名月の翌日9/18が満月だったそうですね。
9月18日の満月🌕
9/18も、ザンジバルは美しい、赤いお月様が見えましたよ。
いや~、月っていいですね。お月様を見ると、落ち着きます。
by島岡由美子
🌺ラフレシアの花便り『世界最大の花、ラフレシアを見に、ボルネオのジャングルへ行ってみた』は、→こちら
🌕バラカジャパンから送られてきた『中秋の名月2024in大阪』
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