ザンジバル野球&ソフトボール大会(2021年10月)の様子です。この大会は、12月のタンザニア大会(通称 コーシエン大会)出場の選考会を兼ねていましたので、みんな、タンザニア大会に行くチームに入りたくてがんばっていました。
ザンジバルは島(ウングジャ本島とペンバ島の2つで成り立っています)なので、タンザニア本土に行くっていことだけでも、大遠征なんですよ。大人でも、タンザニア本土に行ったことにない人がいるほどですから。
なので、タンザニア大会のチームメンバーに選ばれて、海を渡るのは、彼ら、彼女らの大きなあこがれ、励みであり、楽しみなのです。
ソフトボールも4チームで、若手の元気印がそろったユースガールズが優勝!
ザンジバル野球は、初代コーチが協力隊の上原さん、2代目コーチの島田さんが任期を終えた時点で日本人コーチは不在となり、そこからは、自分たちで初期の選手たちが次世代を教えて現在に至ります。
カリームが中心になって、初期の選手たちが審判やコーチを兼任しながら、チームをけん引しています。
ザンジバルチームのいいところは、とにかく、野球もソフトも楽しそうにのびのびやっていること。まあ、それはいいのですが、応援する側としては、もう少し捕球ミスをなくせば試合時間が短くなるんだけどという気持ちもおきてしまう場面も多々ありました。
日本のように、野球やソフトボールを見たことのない人はいないぐらい浸透している国とは違いますから、仕方ない点も多いのですが、もうザンジバルで野球が始まって数年になりますから、そろそろ次のステップにいきたいところです。
ということで、今大会の決勝戦は、野球・ソフトボールとも、7回までおこないました。
(というのも、今までは5回までしかやったことがなかったので)
捕球ミス、暴投が連鎖すると、とんでもなく試合に時間がかかってしまうので、最初は3回から始まって、5回になり、今大会は決勝だけ7回まで、とポレポレ(ゆっくり)ながらも前進しています)
普通に9回までできるようになる日はいつかな?
今大会で活躍した選手たちが選ばれてザンジバルチームを編成してタンザニア大会に出場します。
ザンジバルは、第3回タンザニア大会から出場していて、昨年は、野球もソフトも準優勝でしたので、今年も活躍してほしいです。
がんばれ、ソフトボール ガールズ!
島岡由美子
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