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日本外務大臣からの感謝状、授与式

 ゆく年2014くる年2015、いかがお過ごしでしょうか。
 ザンジバル(タンザニア)は、去りゆく師走も、近づく正月も無関係なまま、マンゴーやパイナップルが盛りとなり、暑い真夏の日常が展開しています。
【外務大臣からの感謝状と授与式】
 
ところで、このたび、島岡強(ザンジバル柔道連盟名誉会長&(株)バラカ会長)に、日本国外務大臣から感謝状が贈られました。

 感謝状授与式は、12月4日、ダルエスサラームにある在タンザニア日本大使公邸で開催された、天皇誕生日レセプションの中で行われました。
このレセプションは、現地合唱団による両国国歌斉唱の後、岡田真樹大使からのご挨拶と乾杯で始まったのですが、そのときにはすでに、350名を超すタンザニアの要人や各国大使や館員、在留邦人が、大使公邸に集まっていました。
 岡田大使の、「このたび、日本の外務大臣からの感謝状が贈られることになった人を紹介します」という言葉の後に、島岡が前に呼ばれ、(付属で妻の私由美子も)、授与式に移行しました。
 感謝状授与の前に、まず、岡田大使が、外務大臣代理の立場で、島岡の人物紹介と今までの功績を、英語でスピーチされました。
 「ミスター島岡は、「カクメイジ」とも呼ばれており、カクメイジの意味は、リボリューショナリスト(革命家)、貧しきものを助け、日本とタンザニアの懸け橋になりながらアフリカの国々を、援助に頼らずに自立できるよう、よりよく改革をするというのが島岡さんの本旨です。そのためにさまざまな事業を興し、雇用を生み出すとともに、柔道などを通じて精神革命をしています」
というように、島岡会長について、革命家としてのポイントをちりばめながら英語で紹介され、さすがは岡田大使と感じつつ、スピーチを拝聴しました。
 その後、外務大臣代理として、岡田大使から感謝状を手渡され、がっちり握手を交わして、授与式終了。
 

【ザンジバル武道館杯での、感謝状の授与式】
 
ザンジバルに戻って、一応、教育文化観光スポーツ省にも、日本の外務大臣から感謝状を受け取った旨を伝えたところ、ぜひザンジバル武道館杯の場でも、もう一度その感謝状の授与式をしてほしいというリクエストがあり、それに岡田大使が応えてくださることになりました。
 ということで、12月4日の日本大使公邸(ダルエスサラーム)に続き、ザンジバルで、12月21日のザンジバル武道館杯のメダル授与式の後に、あらためて、外務大臣からの感謝状を手渡されました。
 この際、岡田大使は、ザンジバルの人々のために、スワヒリ語で「カクメイジ」という言葉の意味を初め、島岡が、長年おこなってきた事業やスポーツ、文化振興の活動が、援助に頼らない真の自立と、タンザニアと日本をつなげることになっていることを含めて、きっちり島岡の人となりを、スピーチしてくださったので、今まで、島岡について、柔道の先生としての顔しか知らなかった人たちも、島岡会長の真意を知るいい機会となりました。

 こうして、感謝状授与も含めて、ザンジバル武道館杯2014のすべてが終了して解散した後も、柔道の面々が島岡のもとに集まり、次々に、自分も、この感謝状と一緒に写真を撮ってほしいといって、満面の笑みで写真におさまるという具合で、感謝状をいただいた島岡本人そっちのけで、周りの方が喜んでいました。
 当の島岡の方は、面白くもおかしくもないといった顔で、立って写真におさまっていたので、私にはそのギャップがとてもおかしかったです。

【感謝状の文面】
 
ところで、島岡は、2004年4月に、在外公館賞(別名日本大使賞)、2012年9月には、内閣官房国家戦略室より『世界で活躍し、「日本」を発信する日本人』に選ばれ、国家戦略室大臣からの感謝状を、そして、このたび、外務大臣からの感謝状をいただきました。
 本人は、あいかわらず、「アフリカ独立革命を掲げる革命家を打ち出している俺に、国が感謝状を出していいのかな?」と首をかしげていますし、
「感謝状があろうとなかろうと、今までも、これからも俺のやることは変わらない。志に沿って先憂後楽、一期一会で、この道を行くだけだ」
と言って、今回の感謝状も、受け取った後は、丸めて筒の中に入れたままにしています。
 
しかしながら、今回の感謝状は、ありきたりの定型通りの感謝文ではなく、とてもオリジナルで、島岡本人もしっくりきたという文章で綴られていましたので、ふだんから応援してくださっている皆様と、感謝状の内容を共有しておければと思います。

 
 あとわずかで、2014年が終わり、2015年が明けようとしています。
 日々の積み重ねが、週となり、月となり、期となって、1年となる。それはあたりまえのことなのですが、この時期がくると、そういったことをあらためて感じるものですね。
 
私も、今年1年の積み重ねが、今後につながることを信じて、はりきって2015年に向かいたいと思います。
皆様も、どうぞお体に気をつけて、佳い年末年始をお過ごしください。
 今年も心からの応援、どうもありがとうございました。
 ザンジバルの真っ青な空の下より、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
                        島岡由美子

「日本外務大臣からの感謝状、授与式」への2件のフィードバック

  1. バラカさん、ジャンボです(*^。^*)
    感謝状授与、素晴らしいですね!
    文面を拝見させていただきましたが、
    ご主人のことをよく知っているからこその文章で、
    とても心に残ります。
    感謝状があってもなくても
    進む道は変わらないというのもご主人らしい。
    どうぞこれからもご夫婦仲良く、
    体に気をつけて日々をお過ごしくださいね。
    よいお年をお迎えください。

  2. shukuさん、ジャンボ!
    コメントいただいていたのに、なんと、1年以上もそのままにしておりました。すみません!!!!!
    あたたかいコメントありがとうございます。今もかわらぬスタンスで進んでいます。  すでに次の年が来ようとしていますが、shukuさんもお元気で、よいお年をお迎えください。

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