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世界の料理を日田で食う 読初2021 驚嘆の家で驚愕の初歩き

寒中お見舞い申し上げます。
今年の日本は冷え込みきびしくなっているようですが、いかがお過ごしでしょうか。

ザンジバルは、例年通り、毎日真夏日の暑いスタートです。

ところで、年末年始の時期になると、ザンジバルでは、各省庁をはじめ、公共の建物に、布でデコレーションされてて、街が華やかになります。とはいえ、これは、お正月用ではなく、1月12日のザンジバル革命記念日にむけての飾りつけです。(タンザニア本土では見られません)
さあ、今年はどの建物のディスプレイが一番かな?

そんな気持ちでウォーキングがてら写真を撮っていたら、
海辺にあるフォロダニ公園の向かいにあるオールドフォト(昔の要塞)からの道が、立ち入り禁止になっていました。

フォロダニ公園の中を通って行ったら、ザンジバルに一度でも来た人には、おなじみの観光名所、「驚嘆の家~ハウスオブ ワンダー」の前に人が集まっていました。
近づいてみたら、

なんと、「驚嘆の家」が、時計台も含めて建物の半分ぐらい崩れ落ちていました!!
しばらくウォーキングをさぼっていたので、知らなかったのですが、すでに年末にはこの姿になっていたそうです。

ザンジバルはタウン全体が世界遺産となっているため、古い建物にそのまま住み続けている人たちも大勢いいます。家が、ある日突然崩れてしまうといったことも実際に起こっています。
漁師のヌンダさんの家も、ある日突然崩れてしまいましたし、マリンディシネマのすぐそばにある家が、ある日突然、半分ぐらいがあっという間に崩れ落ちたということも。
サンゴ礁と漆喰とマングローブで作られた古い建物ですから、それはよくある話でしたが、まさか観光名所で、前々から修復作業をしていた「驚嘆の家」がこんなふうに崩れ落ちるとは本当に驚きました。
もちろんまた修復するそうですから、来年は、生まれ変わって美しい姿を見せてくれることに期待したいです。

それにしても、ザンジバル生活で、30年以上馴染んで見ていた、あるのがあたりまえだった驚嘆の家の白い時計台までがなくなっていたのは驚愕でしたし、いつ、どこで、何が起こるかわからない、人も景色も、今互いに在る(ある)ことがどれだけありがたいことかをおしえられたような初歩きとなりました。
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さて、2021年の初読み(読み初め?)は、「世界の料理を日田で食う!」

著者の財津さんは、30年来のアフリカ仲間、ご自身も30年前にアジア、ヨーロッパ、アフリカなど気合の入った世界旅行をされています。
その時に食べた世界のうまい料理を中心に、日本の食材でもできるように工夫したレシピを考案、それを地元のフリーペーパー「ヒタスタイル」誌上で「世界の料理を日田で食う」として発表し始めたのが、2014年。
大好評の連載が、このたびこうして本になったのだそうです。
FBでご本の出版のことを知り、即、ヒタスタイルFBで直接出版日をお聞きし、バラカジャパンに電話で注文してもらい、ティンガティンガ・アーティストのズベリに速攻持ち帰ってもらいました。
で、受け取ったのが、1月2日です。
(本に書かれている出版日は、2021年1月1日!)
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表紙をめくったら、もう最初の世界地図と料理メニューからわくわく!
写真が美しいので、とっても見やすかったですし、
「おっ、これなら私でもできそう!」
なんて思わせてもらえる料理がいっぱいでした。

☆ギリシャのムサカ、なつかし~。
☆ケニアの料理として紹介されているサモサは、タンザニアでも大人気ですが、
家で作るには、皮が大変!でも、この本に書かれているように、日本だったら、市販の皮を使えば簡単かも。
(ザンジバルには市販のはないけど)
☆カンボジア料理「ラパウ ソンクチャー」も作ってみたいな~。
☆ソマリア料理は「バスト」は、スパゲティ、これ作ったらソマリア流で、手で食べなくちゃ。
☆ブラジルのコロッケ「コシーニャ」も食べてみたい~。

・・・
などなど、とっても楽しく、世界旅行気分で読み進めることができました。
私は料理レシピ本が大好きなのですが、こんなふうに世界の料理を、親しみやすく紹介している料理レシピ本ってなかなかないのでは?
(ちなみに、日本に行くと、滞在中に必ず「オレンジページ」を購入します)
恒例になってきた、本の記念写真。

アフリカ仲間の財津さんの本なので、「我が志アフリカにあり」で囲みました。
財津さんとは、本の前半に出てくる私の、人生一番の落ち込み時期の頃に、ケニアで会っています。
財津さん、ご出版おめでとうございます。
すてきな世界の料理本の完成に、乾杯!
続編も楽しみにしています。
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この本のお問い合わせは
出版元 ヒタスタイル TEL 0973-22-7316
大原屋 https://www.facebook.com/Ooharaya1954

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財津さんが営む 大原屋さんは、おじいさまから三代続く日田の老舗。財津さんの世界旅行の経験を生かして、アジア多国籍料理店として定着しており、長年バラカのタンザニア食品の取扱店でもあります。
日田市に行く機会があれば、ぜひお立ち寄りください。
地元では、「大原屋といえばうまい唐揚げ」で通っているようですよ☆
地元に根付きながら、世界の話題を発信するというのも、粋ですよね。
ということで、今年は、「驚嘆の家」を見て驚愕したことと、世界の料理話題から始めました。
コロナ禍のままの年明けで、日本をはじめ、世界中が揺れていますが、こんなときだからこそ、自国のことだけではなく、他国のことも思いやっていきたいですよね。
そして、ユーモア精神を忘れずに、できるだけ前向きにいきましょう。
今年もよろしくお願いします。
      島岡由美子
アフリカの花便りも、綴っています。
今年の初花は、南アフリカ原産の「極楽鳥花」です。

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