ザンジバルにいるときは、ほぼデイリーでザンジバル中央市場に通っています。
毎年、お正月に市場の風景を撮るのも恒例で、いつもならこんな感じの風景で新年が始まるのですが、

市場は、昨年の11月から修理中で、周りがぐるりとトタンに囲まれていて、トタンの外にごちゃごちゃにお店屋さんが並ぶ状態が続いています。





おなじみの店がどこに移動しているのか探すのが結構大変で、まだ会えないままのスパイス屋さんもいます。


元旦もまだフェンスはとれないままでした。
あいかわらずのポレポレペースですが、革命記念日(1月12日)には間に合わせるつもりかな?と期待している今日この頃です。
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そういえば、2年前の年末に突然崩れ落ちてしまった驚嘆の家(ハウス オブ ワンダー)は、いまだにフェンスで覆われたままで、修復作業がどのように進んでいるのか謎のまま。


この美しいゴールデンシャワー(黄色い花)や、ホウオウボク(赤い花)の後ろに、大きな時計台のある驚嘆の家がそびえたつ姿がとても美しく、ザンジバルらしかったのですが・・・。
ザンジバルはタウン自体が世界遺産に指定されているので、修復中の市場も世界遺産の建造物の1つです。
普段の生活に活用されつつ、残されているのはとてもすばらしいことと思いますが、歴史的建物を、長く保存し続けるというのは大変なことですね。
普段から見慣れているザンジバルの風景も、こうした修復作業に従事する人たちのおかげと、あらためて感謝の気持ちがわく2023年1月です。
島岡由美子