ジャンボ!お元気ですか?
ザンジバルのペンバ島で、8月からスタートしているペンバ武道館建設プロジェクト、ポレポレながらも、少しずつ前進しています。
普段ザンジバルとざっくり書いていますが、正確にいうと、ザンジバルは、ウングジャ本島とペンバ島の2つを合わせたものがザンジバルです。
(写真向って右、海岸線がぎざぎざしている方がペンバ島、ウングジャ本島が左)
ということで、私が住むザンジバルのウングジャ本島からペンバ島に渡るには、フェリーで4時間、小型飛行機だと30分です。上空から見ると、ペンバ島の方が、海岸線が入りくんでいるのがよくわかります。
ペンバ武道館建設予定地は、チャケチャケ地区にあるゴンバニ国立競技場内。
まだ地面がむき出しだった現場も、基礎工事が進んで、掘った溝に、土砂を入れ、シロアリ防止薬を散布。その上にワイヤーを敷き詰めた上に、9月21日からセメントを流し込む作業を開始し、24日の夜中に終了しました。
2013年9月14日
2013年9月21日
2013年9月24日
セメントを流し込む作業は、一気に仕上げる場面なので、生コンミキサー(というのでしょうか??)を2台設置し、職人さんも2グループに分かれて作業していました。
セメントや水や砂や砂利を、機械に放り込む人達。
ネコ車にセメントをのせて、運び、床にまく人。
セメントを流し込む人、
スコップでならす人、長い材木を二人で持ちあげて、横にゆさぶったり、上下にとんとん上げ下げしたりして、セメントが平らになるよう調整する人
・・・みんなそれぞれの役割を担って作業中。
水は、現場に引いた水道からだととても間に合わないので、牛車やトラックでも運んできます。
この牛君も、丸4日間にわたったセメントを土台部分に流し込む集中作業、何度も水を運んで切れくれ、大変よく働いてくれました!
現場についてからは、牛車から離され、日陰で休んでいても、草を食べていてもいいということで、ゆっくり休んでいましたよ。
次は、いよいよ壁作りに入ります。建築業者と念入りに打ち合わせをする、ペンバ武道館建設プロジェクト総責任者の島岡会長。
現場には、ちょうどいい日陰になるユーカリ、ニーム、マンゴー、カシューナッツといった木々が立っているので、休憩や食事タイムは、木陰でいい風に吹かれながら休むことができます。
炎天下と木陰では雲泥の差ですから、こういうときは、木々のありがたさを実感するものですね。
現場の周りは、ペンバ島らしい、のどかな風景が広がっています。
諸々の打ち合わせをすませて空港に向かう際、「次に来るときまでに、壁を6メートルは積み上げておきますよ!」という、威勢のいい声がしました。次に行く日が楽しみです!
ということで、今回も、ペンバ武道館建設現場からのお便りでした。
島岡由美子
☆ペンバ武道館建設、スタートの記事は、こちらです。
「ペンバ武道館建設現場から~その2」への4件のフィードバック
バラカさん、ジャンボ!
飛行機から見たペンバ島、青い海がきれいですね。
ダイブしたら気持ちよさそう(出来ないけど・・)
ペンバ武道館の工事も着実にすすんでますね(^^♪
基礎が固まって一安心でしょうか。
人もうし君もお疲れ様。
まわりが森に囲まれているとのこと、
のどかな風景ですね。
ニームは、日本でもオイルが出回っていて
希釈して植物に散布、虫除けにしています。
爽やかなニームの香り、大好き(*^。^*)
バラカさん、ジャンボ!!
昨日、職場の祭が終わりました。
1か月以上前から準備を始め、2時間の祭りがあっという間に終わりました。
終わった後の達成感はありましたね~
これだけ建設が大変だと、ベンバ武道館も完成したときのみんな達成感も想像以上でしょうね~♪
shukuさんも言っていますが、私もニーム、ユーカリ好きで育てていましたが、日本の冬に耐えられず大きくならずして枯れてしまいました。。。
そちらでは大きな木になっているんでしょうね~
またチャレンジして育ててみようかな~☆
☆shukuさん、ジャンボ!
レスが遅くなってしまってごめんなさい。
ペンバ武道館建設へのご声援ありがとうございます。
ペンバ島の海も本当にきれいです。
海と空の境目がわからないぐらい青くて、何回飛行機に乗っても、感動します。
ニームはいいですよね。こちらでは、ムアルバイネ(四十(=たくさん)の病気に効く木と呼ばれていて、葉っぱを煎じたり、葉っぱを煮て、その蒸気を体に当てたりして病気に対抗します。
☆WILD FLOWERさん、ジャンボ!
レスが遅くなってしまって、ごめんなさい。
職場のお祭り、盛り上がったでしょうね!
ほんと、何事も、準備は長くかかるけれど、本番というのはあっという間ですよね。
建設作業は、まだまだ手作業が多いので、すごく手間がかかってますが、WILD FLOWERさんがおっしゃるように、完成したら、大勢の人たちと達成感を共有できそうです。
ニームも、ユーカリも、さわさわと葉をゆらせながら、とても気持ちのいい木陰を提供してくれています。