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タンザニアの小学校~PTA集会の様子

タンザニアの北西部にある小学校に行ってきました。
この日は、ちょうど、PTAの集会をしていました。

若いお父さんお母さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、先生たちからの、子供の教育についての説明を、真剣な表情で聞いている姿が印象的でした。
体育館など、大勢が収容できる施設はないので、PTA集会はいつも、こうやって外でおこなうそうです。
「外の方が、いい風(ウペポ)が吹くからいいのよ」と笑うママたち。
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タンザニアの人は、家の中より、断然アウトドア派が多いです。
家の中に立派なシステムキッチンを持つ奥さんでも、なぜかしら、炭と食材を裏庭に出して、外で料理をする人が多いですし、人を食事に招いたときにも、わざわざ外にござをしいて、外で食事をする場合も多いのです。

そして、その理由は、「外の方が、いい風(ウペポ)が吹くから」
このPTA会議の場でも、やっぱり、この言葉を聞いたので、タンザニアのひとたちは、ほんとうに、外が好きなのだなあと、あらためて感じました。
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家の作りも、部屋の中でくつろぐよりも、中庭に家族で集まれるようになっていたり、家の外回りにバラザと呼ばれる、座るスペースがつくってあって、そこに近所の人同士で座ってくつろぐ姿が多く見られます。

ひょっとして、いい風が吹く場所に座ってもらうことが、最高のおもてなしなのかな?と思うほど、いろいろな場面で、外で風にあたりながら座ろうと誘われます。
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話が脱線しましたが、小学校でおこなわれていたPTA集会、かなり長時間になり、オブザーバーの私は、暑くて、まぶしくて、ばてばてになりましたが、PTAのみなさんは、慣れた感じで活発に意見を交わしていました。

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タンザニアでは、初代大統領ニエレレの唱えたウジャマー社会主義の時代から、農民教室など、大人向けの勉強会を、外で開講していた歴史がありますが、このPTA集会に、少しですけれどオブザーバーとして参加して、その一端を見たような感じがしました。

ニエレレ初代大統領は、教育は子供だけのものではなく、大人同士でも、教えあい、学ぶ合うことを奨励し、学校が楽しい、学びが楽しいということを、大人の人たちにも伝えたからこそ、親たちが、教育の大切さに気づき、子供たちに学校へ行かせることが根付いてきたんだなと感じました。
タンザニアの学校を訪問するたび、教育の原点が見えてくるような気がします。
                    by しまおかゆみこ

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