12月のクリスマスを飾る花として親しまれているポインセチアが、熱帯花木で、熱帯サバンナ地域の出身だってご存じでしたか?
私はそれを全く知らなくて、クリスマスの花なら寒い季節の花なのに、なぜ、ここ熱帯アフリカにも咲いているの?
しかも、やたら背が高いので、これって、ポインセチア??ひょっとして別の花?と疑問だったのですが、
調べてみたら、もともとは、熱帯メキシコ原産の花木で、3メートルぐらいまで育つと知って、やっと合点がゆきました。
それなら、タンザニアもポインセチアが自生するのにぴったりの気候ですね。
花のように見える赤い部分は、苞(ホウ)で、苞の中央の付け根にある小さく黄色い部分が花。
花があまりにも小さくて目立たないので、ホウが赤く色づいて、虫を寄せる役目をしているそうですよ。
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これは、南アフリカの友人のお家に活けてあったポインセチア。
日本を離れた遠い国に住んでいても、日本の生け花でおもてなしするって素敵ですね。
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ポインセチアという名の由来は、1825年に、ポインセットという人がアメリカに持ち込んだことから、ポインセチアという名前がついたそうです。
それにしても、寒いクリスマスに、熱帯原産の花ポインセチアを飾っているなんて面白いですね。
実は、ポインセチアは寒がっているかも★
英名poinsettia
学名 Euphorbia pulcherrima)
トウダイグサ科トウダイグサ属
和名はショウジョウボク
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アフリカには、「笑顔」という花もたくさん咲いていて、この花たちはいつも私を励まし、Happyにしてくれます。
今日の笑顔は、この1枚。
幼稚園の子どもたちが、ストーンタウンをお散歩中。
キャッキャとはしゃいでいる子たちの声が、狭いストーンタウンの道に響いて、私まで楽しくなってきました。
皆さんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
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今年も、タンザニア便りとともに、アフリカの花便りを綴ってきましたが、いかがだったでしょうか?
花便りは、百花めざしてはじめましたが、来年にはそろそろ到達できるのでは!と思っておりますので、来年もせひご一緒にアフリカに咲く花々を楽しみましょう。
by 島岡由美子
******2022年2月追記*****
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☆タンザニア便りも綴っています。
最近の記事は、こちら、目次ページは、こちらです。
「クリスマスの花、ポインセチア、実は熱帯サバンナ出身」への1件のフィードバック
千恵さん☆花便りへの拍手コメントありがとうございます。
>ポインセチアは、サバンナ出身である事に驚かされました。
>そして由美子さんの素敵な言葉にいつも心に花を咲かせて頂いている私です…ありがとう😊千恵
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私も、寒い季節の花だとばかり思っていましたし、鉢植えのイメージしかなかったので、こんなに背が高くなる種だとは思ってもおらず、これがポインセチアだとは思っていなかったのです。
熱帯の本に、ポンセチアは熱帯の花木で、3メートルぐらいまでになる と書いてあるのを読んで、えっ、これポインセチアだったんだ!!!!と驚いた次第です(笑)
>・・・素敵な言葉にいつも心に花を咲かせて頂いている私です・・・
っていう千恵さんのコメントとってもうれしく、私も心に花を咲かせていただきました、ありがとうございます☆