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タンザニアのホストタウン長井市@山形に、ザンジバル野球チーム初訪問 野球と文化交流

ザンジバル野球チームは、予定どおり、13名の選手団がそろって10月26日夜に日本入り(成田空港)し、1週間の長井市での野球&文化交流を終えて、現在は沖縄入りしています。

成田到着は夜。長井市役所の方々が迎えに来てくださった大型バスで、ホストタウンの長井市@山形まで移動、深夜の3時に到着したとき、山の中腹にある宿舎辺りの気温は0度、20度以下の寒さを経験したことのないザンジバルチーム、「冷凍庫をあけたみたい」とふるえあがってましたが、みんな顔は笑っていて、未知の国で未知のことを経験しているんだという、若者らしい好奇心と喜びが伝わってきました。

翌日の歓迎会のあとは、さっそく、長井市TBC球場で練習。長井市野球協会の手塚会長自ら指導してくださっただけでなく、ご自身が夏にオープンされる合宿施設をザンジバルチームの宿舎としてプレオープンして全面的に使わせてくださり、徒歩30秒のところにあるニュー桜湯温泉の入り方からなにから、野球以外のことも含めて、たくさんお世話になりました。

<長井市での野球練習・親善試合>

野球は、長井市と山形高野連が用意してくださった国際交流プログラムにそって、

高校生 長井高校、米沢興譲館高校

中学生 南北中学連合チーム、西置賜野球チーム

と親善試合や合同練習をしました。

ザンジバルの面々は、代表としてやってきたのだから、がんばるぞ!と意気込んでいましたが、試合は中学生チームに一勝しただけで、あとは、全敗でした。

でも、今の自分たちの実力を知り、学びに来たのですから、勝敗はドンマイです。

とはいえ、一勝した記念写真、パチリ!

中学生、高校生たちのきびきびした試合運び、凡ミスをしない野球、自分たちにはなにが足りないのか、考えることができた体験でした。

小学生チーム二も混じって紅白戦をする機会があったのですが、小学生でもちゃんとルールを知っていて、的確なプレーをすることに驚いていました。

日本に野球が伝わって150年、本人が野球をしてもしなくても、日本人なら誰でも「野球というスポーツがある」ことは知っていますし、テレビなどで野球を見る機会もありますが、ザンジバルは8年前まで野球がまったくなかったので、野球に対する意識も、知識も違うでしょうね。

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このような親善試合が実現できたのは、山形高野連、全日本高野連の方々のおかげです。

また、ザンジバルに指導に来てくださったこともある、アジア野球連盟審判長の小山克仁さんも駆けつけてくださり、山形高野連の審判の方々と一緒に親善試合の采配をふるってくださいました。小山さん(左)と山形高野連の菅谷理事長(左から2番目)は、30年来のご友人なのだそうです。 右は、ザンジバルスポーツ振興会の岡野さんと、会長の大山宏治さん

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また、スペシャルゲストとして、山形県の高校の元監督さん、なんと22回もチームを甲子園大会に導かれたそうで、(手塚会長も教え子で、この監督さんと甲子園出場されたそうです!)がきてくださり、守備とバッティングをたっぷり指導してくださいました。

長井市での野球交流プログラムで、6歳から、この元監督さん75歳までの野球を愛する人たちと出会えたことは、柔道で「生涯柔道」というように、ザンジバルチームも、「俺たちも、これからもずっと野球人として自分のできることをしながら野球に関わっていくんだ」

という気持ちにつながったと思います。

すばらしい経験をさせてくださった長井市の方々はじめ、関係者の皆様、遠方より応援に駆けつけてくださった皆様に心よりお礼申し上げます。

青森から、りんごとグローブ持参でかけつけてくださった方々も☆
秋田の審判団の方々も、いぶりがっこのお土産をもって駆けつけてくださいました!

<芋煮体験 宿舎・食事>

冒頭に書いたように、長井市滞在中の宿舎は、手塚さんが開放してくださった合宿施設で13人が生活しました。木で作られた家を珍しそうにながめながら、日本の布団にくるまるものの、初日、2日目ぐらいは、時差と日本入りした興奮でかなり遅くまで起きていたようです。

いい湯だな♪はずかしがって入れない選手たちもいる中、初日から温泉が気に入った面々。 

食事は、お隣でニュー桜湯温泉を営む手塚さんの妹、伊藤さんと、長井市会議員の鈴木富美子さんや婦人会の方々が毎晩工夫して食事を作ってまっていてくださり、地元名物の芋煮、シチュー、おこのみやきの日も。

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ザンジバルにいるときは、おなか一杯食べるには程遠い生活ですので、お米も果物もおいしい土地で、地元のママたちの手料理に舌鼓をうち、ご飯を毎日2升を平らげ、おいしい果物を食べながら元気に過ごすことができました。

置賜農業高校でネギ堀り体験をして、山ほどいただいてきたネギをもって帰ってきたカリーム。

秋の山形名物の芋煮は、婦人会や仕出し屋さんなどから毎日のように届いていましたが、それぞれの味付けですし、里芋、牛肉、野菜を煮込んでお汁もたっぷりなのでザンジバル勢もお気に入りで、「イモニ、オイシイ」 「イモニ、ダイスキ」を連発していました。

宿舎で、長井市名産のけん玉や書道体験などもしたそうで、地元の方々のあたたかいおもてなしに、リラックスして過ごすことができました。

ちょうど野球中継のある時期だったので、夜はテレビに釘づけの日も多かったようです。
宿舎の前に置かれていた、Welcome看板にほっこり。

長井市の内谷市長はじめ、皆々様、このたびは、ザンジバル野球チームを受け入れ、たくさんの野球&文化交流の機会を作ってくださり、ありがとうございました。

ザンジバルでは見られない、秋の紅葉、山に囲まれた風光明媚な長井市の風景も堪能しました。 (長井ダム)
担当の鈴木さん、平さんと、長井TBC球場で事前打ち合わせをした日が懐かしく、本当に大勢の方々のお力添えで実現できてほんとうにうれしかったです。

ザンジバルチームは、沖縄に移動してからも、全員元気にがんばっています。 

よく長井市での思い出が話題に上がり、なつかしそうです。

いつかまた、長井市民団で、ザンジバルにいらしてください。野球選手たちはもちろん、柔道でお世話になった面々も、もちろん私たちも、ザンジバルでの再会を楽しみにお待ちしています。

                         島岡由美子

☆長井市での小学校訪問とことや、文化交流のことも皆様にお伝えしたいので、またあらためて書きます。ポレポレおまちください。

☆この野球&文化交流事業のきっかけと経緯は、→こちらの便り

☆多くのご協力を得て実現したこのザンジバル野球&文化国際交流事業、一日一日を大切に、進行中です。

長井市での交流活動についての報道

NHK山形
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20221029/6020015564.html

山形新聞のユーチューブ

山形新聞

https://www.yamagata-np.jp/news/202210/30/kj_2022103000812.php

山形毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20221029/k00/00m/040/138000c

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