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ブラジルに咲く熱帯の花・ワールドカップ2022 日本の大活躍とペレ伝説

ザンジバルのクリスマスフラワーこと、#ロイヤルポインシアナ(和名 #ホウオウボク)の花があでやかに咲き、いよいよ暑い季節の到来です。
ホウオウボクは、アフリカンチューリップと並んで、赤くて大きな花を咲かせる大木で、遠目からでもよく目立つ熱帯花木。

私の虎の巻「日本で見られる熱帯の花ハンドブック」(土橋豊著)によると、アフリカのマダガスカル原産だそうです。

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ブラジルに咲く熱帯の花

そして、なんとなんと、「ブラジルでも同じ花が咲いていましたよ!」と、「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花」の読者さまが、ブラジルの写真をおくってくださったので、紹介します。

2022年12月3日に、ブラジルから送っていただき、公開OKいただきました♡

ブラジルに咲く ロイヤルポインシアナ(#ホウオウボク )も立派で美しいですね♡

ブラジルでも、クリスマスフラワーと呼ばれているのかな?

このお写真を拝見して、いつかブラジルにも、熱帯の花を見に行ってみたい!!って思っちゃいました。花を見たくて、その国に行ってみたいと思うようになるなんて自分でもびっくりです。

私の虎の巻 とご紹介した本の巻末に、著者の土橋氏が、「・・・本書により、熱帯植物に親しみをもつ人が一人でも増えれば望外の喜びです。・・・」と書かれていますが、まさに私はこの本でものすごく熱帯植物に親しみをもった一人です。

その後、私自身でも思いがけずアフリカに咲く熱帯の花の本を出すことになりましたが、いつもこの土橋氏の言葉が胸にあって、アフリカの花の本を通しても、熱帯の花をキーワードにいろいろな方と交流できたらいいなって思いながら制作しましたので、日本各地や、タイや、今度はブラジルからお写真送っていただけて、本当にうれしかったです!この本を作ってよかった!と心から思った次第です。

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映画 ペレ伝説の誕生

ところで、ブラジルといえば、ザンジバル野球チームと一緒に日本(山形&沖縄)へ行った帰り、#ワールドカップ でもりあがるドーハ経由の飛行機で、『#ペレ伝説の誕生』の映画を観て感動したばかりです。

少年時代のペレに、自身も若いころにサッカー選手だった父親が、マンゴーの実を使って教えるシーンが印象的だったのですが、私はそれだけではなく、ブラジルのマンゴーも、ザンジバルにあるのと同じ種類のようだったことにも親近感覚えましたし、映画の中にみられるブラジルの風景の中にある木や花にも興味津々でした。

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また、貧しくて靴が買えずにはだしでプレーしていたペレの少年時代。

チーム仲間と中古の靴を買うために、ピーナッツをくすねてしまって追いかけられて逃げた先で、土砂崩れが起き、幼いころからのサッカー友達を失うシーンは見ていて本当につらかったですし、当時のブラジルの様子が、アフリカの今の現状ともだぶりました。

ペレは、そこからがんばって、がんばって、ナショナルチーム入りし、ブラジルチームのワールドカップ3回優勝の立役者になったというのは、本当にすごいなあ、地元の人たちも本当にうれしかっただろうなあなどなど、共感するポイントがいっぱい。

1958年のW杯決勝ではヨロピアンスタイルを捨て、自分たちらしいサッカー、ビューティフルな試合をめざしたブラジルチームが、ジンガースタイルで駆け巡り、スェーデンに勝って優勝するシーンは、飛行機内であることを忘れて、涙そうそう。

という感じで、思い切り見入ってしまいました。

映画ペレ伝説の誕生 

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W杯2022@ドーハ

今はザンジバルも毎日サッカーの話題でもちきりです。私はサッカーに疎いのですが、日本チームは、ドイツに勝ったり、スペインに勝ったりと大活躍ですね。

おめでとう!日本はすごいね。 日本は若者ばかりで疲れ知らずのいいチームだね。

長い時間をかけて日本のサッカーが育ったんだね、などなど、

日本チームの活躍のおかげで、たくさんの誉め言葉がかけられ、サッカー音痴の私も嬉しくなっています。

タンザニアでもみんなが注目していましたから、日本の頑張りは、世界中で話題になったでしょうね。

クロアチアのPK戦

日本をPK戦で破ったクロアチアが、今度は、ブラジルをPK戦で破って勝ち進みましたね。

ザンジバルでもあちこちにある街頭テレビに集まった人たちが毎日大勢でワールドカップの行方を見守っています。この日は、外でのウオ~~という雄たけびや歓声で、ものすごくもりあがっていることが伝わってきたので、テレビをつけてみたら、ちょうどPK戦の場面でした。 

ペレ伝説の映画を観た後なので、個人的にはブラジルに勝ってほしかったけど、クロアチアチームのPK戦の集中力はものすごくて、日本に続き、PK戦でブラジルを制した場面に遭遇しました。最後にキックを放った選手のボールがゴールにあたってしまった瞬間にクロアチアチームに勝利となり、ブラジルの選手がうずくまってしまった中、クロアチアチームが笑顔で駆け巡る、まさに勝者と敗者の決定的場面、笑顔と涙、光と影・・・それが勝負なんですけど負けた方の切なさも思い切り伝わってきますね。

私はサッカーに疎いのですが、ワールドカップに出てくるだけでもどのチームもすごい!って思います。

子どもから大人まで空き地があればサッカーをしているタンザニアは、まだW杯に一度も出たことがないんです。

だから、タンザニアもテレビを見て、他国チームの応援でもりあがるばっかりじゃなくて、いつか(次の大会にはぜひ!)タンザニア代表チームがW杯に出てほしいです。

☆久々にティンガティンガアート村に行ったら、クリスマスツリーの前で、シャターニがサッカーしてました☆

今日は、熱帯花木の話題から、サッカーに飛びましたが、スポーツもまさに国境を越えた共感を呼び、交流ができますね。

日本から帰ってきたザンジバル野球チームも、すっかり落ち着いた感じで、ザンジバルの現実に戻って、日本と違ってイレギュラーの多い石ころの多いグラウンドではりきって練習を始めています。

バックネットは、漁網のリサイクル、手作りネットです★

どの国のどのスポーツの選手も、おかれた環境の中で精一杯がんばって輝いてほしいです★

世界中のスポーツマン&ウーマン、がんばれ~♡

                             島岡由美子

ペレの映画 予告編 https://youtu.be/KkVoT6DwpcA

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