ラマダン(断食月)2025も後半に入り、今年も、招き、招かれの大切な日々を過ごしています。
今年は、ラマダンの前半に、元プロソフトボール選手だった合田智子さんがいらしてくださり、キアンガ未来球場で、ソフトボールセミナーを開催しました。
猛暑の時期に、日の出から日の入りまでは飲食できないラマダン(断食月)なので、過酷ではありましたが、参加者は、みな一生懸命合田さんの動きを見て、指導を受けながら、がんばっていました。
美しいフォームで剛速球を投げる合田さんの凛々しかったこと! セミナーは、4日間おこなわれ、初日は、見るだけでぶるって、とてもバッターボックスには立てませんとしり込みしていましたが、最終日には、バッターボックスに立って、合田さんに投げていただくという贅沢な時間も作っていただけました。






合田さんがいらっしゃったときも、帰られた後も、ラマダンは続き、今年も、招き、招かれの大切な日々となりました。
ラマダンは、祈りと喜捨の日々でもあり、助け合い、人間関係を深める大切な期間。 隣近所で料理のおすそわけをしあうのも、招き、招かれも活発におこなわれるのもいいことだなって思います。





来年は、どれぐらい大きくなっているかな?

ラマダンならではのデザート「ビポポー」

カイマティ(小麦粉をイーストで発酵させ、油で揚げて、砂糖シロップに浸したお菓子)も人気です。


いろいろなイモや、バナナ、カボチャ、パンの実などなどのココナッツ煮込みや、チャパティ、マンダジ、サモサなど小麦粉系が、ラマダン中には好んで食され、ほとんど米は食べないです。
<ラマダン中の市場の風景>
そのため、ラマダン中の市場では、イモ類、カボチャ、バナナなどが主役に躍り出ます。




ラマダン中は、食材を求める人たちや、ラマダン明けのお祭りの晴れ着を買い求める人々で、町中がにぎわっています。
<ミャンマー、タイでの地震>
そんなこんなのザンジバルでのラマダンの日々もいよいよ終わりに近づいているね…と話していたところに、ミャンマーでの大地震のニュースが飛び込んできました。友人が住むタイでも揺れて被害があったと知って、連絡が取れるまで、気が気ではありませんでした。幸い友人は無事でしたが、ミャンマー、タイで被災された方々、亡くなられた方々のことを考えると、言葉が出ません。ただただ早く余震がおさまって、被害がこれ以上拡大されませんよう、はやく復旧、復興できますようお祈りします。
島岡由美子
★今年も、バラカ主催ティンガティンガ原画展@横浜・名古屋を開催します。
私たち島岡も日本へ行き、会場で皆さまをお迎えしますので、ぜひいらしてください。
今年の見どころ、現地での制作風景は→https://africafe.jp/news/24198





★アフリカのむかしばなしシリーズ出版記念動画(3分56秒)ができました。前半は、本と挿し絵画家たちの紹介、後半は、タンザニア現地の紹介になっていますので、動画でも異文化の扉を開いて楽しんでください。